我が家の間取りで度々『アルファユニット』という物が出てきていますが、そもそも『アルファユニット』とは何ぞやというお話です。
我が家は最初の間取り提案の時からシレッと入っていましたので、気にしたこともなかったのですが、今回の玄関・ダイニング狭い問題で『アルファユニット』という単語が何度も出て、何それと気になった方もいるのではないかと思うので、ご紹介します。
まずハイムのユニット工法ですが、大きく分けて1.8ｍ、2.7ｍ、3.6ｍ、4.5ｍ、5.4ｍの5種類のサイズ、この他にも特殊なユニットがあり、計25種類からそれらを組み合わせて家を作っていきます。
その特殊なユニットの一つがアルファユニットです。
なんかこの写真倉庫みたい…(笑)
アルファユニットのメリット・デメリットです。
【メリット】
1階部分だけを広げたいときに役に立つユニットです。
建てる土地や生活スタイルによると思いますが、一般的に1階には玄関やリビングダイニングキッチン、お風呂と様々な部屋がおかれ、1階のほうが2階よりも面積を必要とすることが多いので、1階だけ広げたいときに活躍するユニットです。
↓こんなかんじで。（1階は赤枠のアルファユニット分面積が増えてますが、2階は赤点線で囲ってあるように床はありません）
普通のユニットで1階部分を広げると、必然的にその部分の上（2階）も部屋かベランダを作らなくてはならなくなります。=床面積が増え費用が高くなります。
そもそもSPSですと長い庇の屋根に太陽光をめいいっぱい載せる商品ですので、屋根の形が決まっており、基本直方体の建物しか作れないのです。そんな中で、直方体以外の建物を作るときに活躍するのが『アルファユニット』です。
もちろん他の商品でもアルファユニットは活躍します。
【デメリット】
アルファユニットの屋根はステンレスではなく、シート防水屋根のようです。
SPSはせっかくステンレス屋根に太陽光パネルが載っていて、ステンレス屋根は耐用年数50年以上と言われているのに、アルファユニット部分の屋根はシート防水屋根なので10-15年に一度メンテナンスが必要になります。高いところではないですし、広範囲ではないので、足場組まなくて済むならそこまでメンテナンス費用はかからないとは思いますが。。
このようにアルファユニットにはメリット・デメリットそれぞれあります。
ユニット工法故、理想の間取りが作りにくいといったこともありますが、こういった特殊ユニットを上手く使い、オンリーワンの素敵なお家になるといいですね😙
