こんばんは、なぁです。
昨年産まれた我が家の長男が今年の5/5に初節句を迎えるにあたり、吉日大安の昨日、私の両親(子供からみたらじじばば)に五月人形を買って貰いました。
今回は五月人形にまつわるお話を少し。
五月人形とはどういったものなのでしょうか?
五月人形は、「こどもの健康と成長を願うもの」です。
こどもの代わりに厄を引き受けたり、子孫繁栄を願うという意味合いもあります。
また人形を飾ることでお祝いをしたり、男の子が無事に育ってくれるようにという祈願する気持ちも込められているのです。
引用元:端午の節句といえば五月人形!五月人形や道具の意味を解説 | ひな人形 五月人形の増村人形店
なるほど。意味がちゃんとあるものなんですね。
こうやって知るとしっかり用意してあげたくなりますね。
この五月人形ですが、誰が買うものなのでしょうか?
昔からの風習ですと、母方の実家が買って贈ることが多かったようです。
昔は結婚したら夫の両親との同居が当たり前の時代でした。
そうしますと当然、初節句のお祝いも父方の実家で行うことになります。父方が母方の両親をお招きし、お招きされた母方の両親は初節句の品を贈るという形をとっていたようです。
しかし近年は結婚したからといって同居することも少なくなり、核家族化してますよね。
従いまして、今では五月人形を買うのはその家々で違うようです。父方の実家、母方の実家、はたまた夫婦でと。
お父さんお母さんが間に入り、夫婦・両家で上手く調整出来るといいですね。
我が家の場合は、私(母方)の実家で五月人形の用意をすることとしました。
私の父母が孫に買ってあげたいと言っていたこと、夫のお兄さん夫婦の子供のときに五月人形を用意したのがお嫁さん側だったことから、私の父母が用意する流れとなりました。
夫のご両親は御祝いを包んで下さるようです。
多くの方に祝って貰え、有難い限りです。
五月人形を飾る場所はどこがいいのでしょうか?
昔はどこの家も和室に床の間があり、最も格式の高い床の間に飾るのが一般的だったようです。
しかし昨今は、核家族化・住宅のコンパクト化・洋風化により、和室や床の間のない家が多くなってきたようです。
我が家も一応和室を作りましたが、床の間はありません。
そんな住宅事情の中、五月人形を飾る場所で多いのはリビングだそうです。
五月人形を飾る場所選びのポイントを紹介します。
【五月人形を飾る場所選びのポイント】
☆直射日光・空調の当たらない場所
(→色褪せ・変色防ぐため)
☆湿気の少ない場所
(カビが生えるのを防ぐため)
☆家族が集まる場所
(→子供の成長を見守ってもらうため)
その家々でベストな場所が見付かるといいですね。
我が家は端午の節句当日は和室に飾ろうと思いますが、それ以外はリビングに飾ろうと思っています。
和室だと畳をひいていない奥の板部分のところですかね🤔
子供の昼寝場所、遊び場、洗濯物干場として使っていますので、片付けないといけないですが💦
リビングだとこのテレビボードの右側のチェストの上ですかね。
ここですと壁をテレビボード分(45センチ)奥に下げていますし、窓の配置的にも、このように直射日光も当たりません。
あと家族が集まる場所ではありませんが、玄関のシューズクロークの真ん中部分も飾る場所としては、直射日光・湿気もないので中々いいかもしれません。
これらの候補の場所に飾る、一番狭い候補場所のことを考慮すると、五月人形のMAXのサイズはワイド50センチ、奥行き45センチの物となります。
我が家の場合、五月人形は力石甲人作品と決めていました。
弟がこれを贈ってもらい、健やかに成長出来たこと。そしてお上品で好きな作風ということ。
専門店へ行き、たくさんの力石甲人作品の中で、親子共々びびっと来たのが、こちらの五月人形です。
スペース的なことを考え、兜飾りにしました。
職人さんの手による一つ一つの細工がとても美しく、サイズ感もぴったりで、後ろの屏風も他にはないお洒落なデザインで気に入りました。
また様々な考え方がありますが、戦国武士の兜が多い中で、子供の節句にはお祝い用の兜が相応しいという作家やお店のコンセプトにも賛同し、こちらを選びました。
ちなみに各装飾や色目には様々な意味があるようです。
なるほど。今回の五月人形購入を機に色々と知識が深くなりました。
こういう古来からの良き文化は、今の時代に合わせ出来る範囲で続けていきたいものですね😊